Raspberry Pi上にk8sクラスタを構築する

最近ラズパイを手に入れたので、kubeadmを使ってk8sクラスタを組んでみたいと思います。 Control Planeノードx1 Workerノードx3の構成です。 準備 準備したものは以下のとおりです。 アイテム 個数 Raspberry Pi 4 Model B / 4GB 4 Raspberry Pi PoE+ HAT 4 ケース 1 microSD 64GB 4 スイッチングハブ 1 LANケーブル 0.15m 4 LANケーブル 1m 1 SDカードリーダー 1 HDMI変換アダプター 1 PoE(Power over Ethernet)+ HATを使うと、LANケーブルから電源供給できるのでとても便利です。今回はPoE+ HATを使っているので、スイッチングハブもPoE対応のものを購入しています。ラズパイのOSをSDカードにインストールする必要があるので、SDカードリーダーも購入しました。あとは、ディスプレイと繋ぐときにmicro HDMIに変換するためのアダプタも購入しました。 OSの設定 OSのインストール 手元のPCはUbuntu 22.04 LTSなので、以下のコマンドでRaspberry Pi Imagerをインストールします。 $ sudo apt install rpi-imager そして、microSDカード4枚全てにUbuntu Server 22.10 (64-bit)を焼きます。 $ rpi-imager microSDカードを差し込み、ディスプレイ(micro HDMI)とキーボード(USB)を接続し、OSの初期設定を行います。初期ユーザー名とパスワードはubuntuです。パッケージを最新にしておきます。 $ sudo spy update $ sudo apt upgrade -y 新しくユーザを作成し、ユーザにsudo権限を付与します。sudoをパスワードなしでできるように追加の設定もします。...

April 23, 2023 · Ken Kato